ノートの余白指導は黄色磁石を使おう

原稿用紙の使い方を指導していて、「段落の始めは一字下げて書く」ことを教える際、板書においては、一字下げた空白のマスのところに「○」を書いていませんか。

この空白のマスに書くものは、別にに「○」でなくても「×」でもよいのですが、とにかくこれを写させると、数名の子は決まって「○」や「×」をそのまま写してしまうのです。

それを見ると「そうだよなあ」と思いつつも、「○」は写さないでほしいと心底思ったことを思い出します。

こんなことは、

「段落の始めは一字下げて書く」

だけでなく、

「題名は、最初の行に3マス下げて書く」
「名前の姓と名の間は1マス空ける」

という原稿用紙の使い方でも起こります。

また、算数のノートにおいても、… 続きを読む

「発信した情報から何がわかる」

昨日、神奈川県警が開発した「サイバー教室用教材」のうち、「自分との相手の違いを考えてみよう」を紹介しました。

「サイバー教室用教材「SNSの上手な使い方を考えよう!」
https://em-tr270.com/L90494/b300/113921

自分が授業をしたり、授業を受けたりするつもりになって見ていると、興味をそそられる教材です。

その中に、「発信した情報から何がわかる」というコンテンツがあって、 この授業は、子供だけでなく一般の人に受けてもらいたいものです。

実際の授業は、こんな問いです。

問  発信した情報から何がわかりますか。?

この問いに対して、3つの写真が提示されます。… 続きを読む

ネットに公開されたら「イヤだな」と感じる写真は

昨日紹介した神奈川県警が開発した「サイバー教室用教材」を、自分が授業をしたり、授業を受けたりするつもりになって、見ていました。

このコンテンツは、SNSに潜むリスクや適切な使い方をまとめたもので、ホームページで公開して学校での活用できるものです。

「サイバー教室用教材「SNSの上手な使い方を考えよう!」
https://em-tr270.com/L90494/b300/113911

その中に、

「自分との相手の違いを考えてみよう」

というコンテンツがあって、「教材のねらい・ポイント」は次のように記されているのです。

「ネットに公開されたらイヤな写真」を選び,他者と考えを比較することで「自分はイヤじゃない」と思っている写真でも,他者にとっては「イヤと思う可能性がある」こと学習させます。グループだけではなく,全体で選んだ写真に挙手させると意見の違いが明確になります。

実際の授業は、こんな問いで始まります。

問  … 続きを読む