私の母が、88歳の誕生日を迎えました。
「米寿」のお祝いです。もっと、長生きしてほしいと思っています。
さて、このいわゆる「長寿祝い」ですが、日本の場合、なんだか「判じもの」じみた「屁理屈?」でこじつけられていて、なぞなぞを解くような気になります。
子供にも、この「長寿祝い」の話をしてあげると、きっと興味をもってくれると思います。
まず、
還暦 60歳。
これは十干干支が一巡して、元の暦にもどる(還る)ことに由来しています。
ついで、
古希 … 続きを読む
先日、私は、メルマガで、クラスの子から「お父さん」や「お母さん」と呼ばれたことがあると、お伝えしました。
ところが、その全く同じことを、「先生とお母さんのなぞ」というテーマで、NHKの「チコちゃんに叱られる」で取り上げていたのです。 びっくりです。
チコちゃんは、「私は学校から帰ったときに、お母さんのことを先生と呼んでしまいました。」という子供の手紙を紹介して、「逆に、先生のことをお母さんと呼んでしまうこともありますね」と言って、「なんで?」と聞いたのです。
質問は、
「なんで先生のことを、お母さんって呼んじゃうの?」
です。
そして、チコちゃんの解答は、
「心の辞書で隣に並んだ言葉だから」
でした。… 続きを読む
昨日の教育サークルにおいて、今年、3年生を担任している先生が、「この子達はグループ学習が苦手だ。」と自分のクラスの子達のことを説明していました。
今年3年生ということは、1年生、2年生の時期に、コロナウイルスの影響によって、子供たち同士の交流が制限されてという子たちなのです。
ですから、授業においても、グループ学習があまり行われず、一斉授業において先生が一人一人の子供に応対するという学習が多かったわけです。
この先生は、3年生になった子達に、社会の授業においてグループ学習させてみたら、喧嘩が頻発したと言います。
それは、 グループ学習における意見の調整、リーダーシップ・フォローシップ、役割分担の調整、譲り合い、順番の意識、決め方・・・といったスキルや態度が養われていなかったことが遠因となっているのだと思います。
こうして見極めにより、その先生はグループ学習を実施する際、より細かいステップを踏んで指導したと述べていました。
グループ内での分担を指示します。
分担ごとにやることを説明します。
自分の分担が終わったらどうするのかを指示します。… 続きを読む