居場所が多いほうが自己肯定感が高い

昨日、青少年の「居場所」についての調査を話題にしました。
https://em-tr271.com/L90494/b300/115481

それは、「自分の部屋」「家庭」「学校」「地域」「職場」「インターネット空間」が、ほっとできる場所、居心地のよい場所等になっているかについて調査したものです。

結果は、

「自分の部屋」85.3%
「家庭」75.6%
「学校」48.1%
「地域」53.3%
「職場」35.1%
「インターネット空間」56.1%… 続きを読む

「望ましくない行動は無視する」オンラインレクチャー「先生のための行動分析 学入門」のご案内

教師の学びと成長サポート
渡辺喜男です。

今月、サークルメンバーのK氏にレクチャーしてもらう「行動分析」は、その子の行動に着目して、その行動の「きっかけ」と「結果」に対して、適切な働きかけをしていこうという学問です。

その応用行動分析において、定石として捉えられていることに、

「望ましくない行動は無視する」

ことがあります。

「結果」としての望ましくない行動に対して、刺激を与えてしまうと、その行動を「強化」させることになって、望ましくない行動は減るどころか増えるかもしれません。

極端な例ですが、ある子が授業中、たびたび席を立って歩くとき、そのたびに教師が叱るという行為をするのは、もしかしたら「刺激」になっているかもしれません。 この子は「注目されたい」という心の目的をもっていて、そのために立ち歩いているかもしれないからです。
叱ることは刺激となっていて、また「注目されたい」ために立ち歩くでしょう。叱ることは、火に油を注ぐようなものなのです。… 続きを読む

「居場所」についての調査

今年の6月、令和3年版「子供・若者白書」を発行しました。これは、旧青少年白書であり、子供・若者育成支援の施策を推進するための根拠となるものです。

その中で、「居場所」についての調査があって、非常に興味深いものだと思いました。
https://em-tr271.com/L90494/b300/115461

それは、
「居場所・次の場所が、ほっとできる場所、居心地のよい場所等になっているか」
という設問でした。

その場所とは
「自分の部屋」
「家庭」
「学校」… 続きを読む