「ぼく、わたしのトリセツ」が新聞で紹介

昨年、メルマガで紹介した「ぼく、わたしのトリセツ」という絵本。
この絵本は、大阪の小学校教師である松下隼司氏が描いたものです。
以前、毎日新聞の大阪版に取り上げられたと伝えましたが、このたび産経新聞でも取り上げられました。

「ぼく、わたしのトリセツ」
https://em-tr271.com/L90494/b300/114661

記事の冒頭です。

「気持ちを立て直すのが難しい子や、友達へのちょっかいがやめられない子−。さまざまな児童と長年向き合ってきた現役の教員が、子供の目線から「こんなふうに叱って」という要望を描いた絵本が人気を集めている。」

記事では、絵本の内容に、こんなふうに触れています。

「「ケンカした子と向かいあわせにして、はなしをきくのはやめて」という男児は余計に興奮してしまうからだと説明し、隣同士で座らせてほしいと訴える。」

「素直になれず、指示を聞けない子は「『コラ!』と、どなりたいきもちはわかります。間に『ア』を入れて『コアラ!』とどなってください」。すねてしまう子は「きゅうしょくのじかんに、きいてあげてください。すごーくスムーズに、かいけつします」と主張。」… 続きを読む

「俄然」「破天荒」「すべからく」

今日は、文化庁が結果を公表した「国語に関する世論調査」(令和2年度版)において、言葉の意味が変わってきたことを確認する調査の話題です。 https://em-tr270.com/L90494/b300/114651

それは、

「俄然」(がぜん)「破天荒」「すべからく」の言葉は、どちらの意味だと思うか?

という調査です。

俄然は、
(ア)「とても、断然」という意味
(イ)「急に、突然」という意味

破天荒は、
(ア)だれも成し得なかったことをすること… 続きを読む

「コロナ関連の言葉」の使われ方について聞いてみた

若干しつこいと思いますが、興味深いので、今日もまた文化庁が結果を公表した「国語に関する世論調査」(令和2年度版)の話題です。 https://em-tr270.com/L90494/b300/114641

この調査の中で、おそらく今回に限ったことだと思うのですが、「コロナ関連の言葉」の使われ方について聞いているのです。

それは、こんな質問です。

ここに挙げた(1)〜(8)の言葉の使われ方について、どのように思いますか。
(1)コロナ禍
(2)ソーシャルディスタンス
(3)3密
(4)濃厚接触
(5)クラスター… 続きを読む