昨日、幸田文の短編「些細なつらぬき」を紹介しました。
そして、私がやっていた教室での「些細なつらぬき」とは何だったろうと考えて、次の二つをあげました。
「毎朝、教室に入る時、テンション高く「はい、おはようございます。」と言ってきたこと。」
「子供たちが帰った後、机の整列を確認し、乱れていれば整えたこと。」
幸田文は、「些細なつらぬき」でこのように言っています。
目まぐるしく進む世の中です?
目を?心を奪われることばかりです?
白いふきんなどはあまりに些細ですが?
目をまわした時には?
ふっとこの白をたよりに?方向をとりもどします?… 続きを読む