「第2回びっくりぽんプレゼンテーション」なる発表会の中で、小河原玲氏が、「粗大運動を算数に」取り入れた実践を紹介していました。
えっ、「粗大運動」って何?ですよね。「粗大ゴミ」はわかるけど、です。
そもそも「粗大運動」は、「微細運動」と対になっている概念です。
「微細運動」とは、目と共に手や手首や指などを用いる小さな動きです。例えば、はさみを使ったり、紙を折ったり、はし、スプーンを用いて食べたりする動きです。 もちろん、ノートに字を書くことも含まれます。
一方、「粗大運動」とは、腕や足や、他の大きな身体の箇所を用いた大きな動きです。例えば、大きく手足を動かしたり、歩いたり、走ったり、階段を上ったり、自転車をこいだりする動きです。
この「粗大運動」は、学習とあまり関係なさそうですが、それが関係するのです。
そんな研究もあります。