「走るに火」で「聖火ランナー」 「第10回創作漢字コンテスト」

昨日に続けて、今年の「創作漢字コンテスト」の漢字です。
最優秀賞だけでなく、うーんと納得する作品があるのです。

まず、富国生命優秀賞という社会人・大学生が対象の部門の優秀賞です。
私が気に入ったのは、次の三つ。

「息が切れている」ので、「息切れ」です。
徳島県徳島市 江口文雄さん(63)

「車へんに写す」で、「ドライブレコーダー」です。
京都府精華町 溝畠清美さん(57)… 続きを読む

「第10回創作漢字コンテスト」最優秀賞

今年の「創作漢字コンテスト」が、12/23に発表されました。
第10回になります。

私はこのコンテストが気に入っていて、それは「車へんの漢字を作ろう」という向山洋一氏の楽しい授業をやっていたからです。

有名な授業でご存知の方も多いと思いますが、一応、ざっと授業の流れを示します。

「車」と板書。

これは、車へんです。

「輪」と板書。

これは、何と読みますか。
C:りん、わ

「車」の右側に「赤」と書く。… 続きを読む

道徳教材「すれちがい」

私が初任3年目、6年生を担任していた時、勤務校の校内研究は、体育と道徳でした。
その道徳の研究授業で扱った教材が、「すれちがい」という教材でした。

その「すれちがい」について、教育トークライン12月号で、道徳の第一人者である堀田和秀氏が原稿を書いていたので、つい読みいってしまいました。

「すれちがい」ば、二人の女の子が待ち合わせの際に連絡を取り合わなかったことがきっかけで仲が悪くなるという話をそれぞれの視点で描いた教材です。 もう、35年以上前から残っている教材なので、何か心にひっかかるものがあるのだと思います。

堀田氏の主発問は、

「よし子さんが、すれちがいを防ぐことができたとしたら、どの場面ですか。」
「えり子さんが、すれちがいを防ぐことができたとしたら、どの場面ですか。」 

です。
そして、その場面で… 続きを読む