今年も夏休みに入り、私が代表を務めるNPOとある図書館と連携して、読書感想文講座と理科実験講座を開催します。
どちらもはりきってやろうと思っていますが、悩ましいのは、読書感想文講座の方です。
それは、読書感想文の方が、子供たちの悩み?が深いからです。
読書感想文における子供たちの悩みは、「読書感想文は何を書くのか」がよくわからないことです。
何を書いてよいかわからないから、「物語のあらすじ」を書くわけです。
ですが、「主人公が誰で何をした」というあらすじを、延々と書いても意味がありません。
読書感想文とは、あらすじを紹介することではないからです。
これまでもたびたび述べてきましたが、読書感想文を
「読書を通した意見文」
と定義しました。… 続きを読む