「座りすぎ」がかなり危険

先生という職業は、デスクワークがメインというわけではなく、ですから、パソコンの前に座り続けているということがありませんね。

しかし、今後、業務もオンラインが視野に入って、座ってすごす時間が増えてきます。
この「座りすぎ」がかなり危険なのです。

早稲田大学の岡浩一朗教授の研究によると、オーストラリアで約22万人を対象に3年間追跡した結果、1日のうちに座って過ごす時間が長い人ほど、がんや心臓病、脳卒中による死亡率がアップしたということです。 特に、座っている11時間以上の人は4時間未満の人に比べて、死亡率が4割も高かったというのです。

日本人は、1日のうち座って過ごす時間は平均7時間でし、「先進20カ国の中でも最長だ」と岡教授は言います。
そして、「1日8時間以上座っていると、さまざまな病気のリスクが高まる」と警告しています。

実は、同じように、長時間座っていると、どれだけ健康に悪いかというデータやエビデンスは数多く存在します。
有名なところでは、30分同じ姿勢で座り続けていると、タバコを1本吸ったのと同じくらい体に悪いというデータがあるのです。

ぜひ、1時間に1回ではなく、15分に1回ぐらい、立ち上がって体を動かすようにしましょう。… 続きを読む

「海抜0m」から見る

「当たり前の罠にはまらない」と大須賀優子氏が言っていた言葉を、繰り返しこのメルマガにおいて紹介してきました。

「当たり前の罠」とは、

「当たり前は当たり前だから、できないと叱られる。」
「当たり前は当たり前だから、誰も教えてくれない。」
「当たり前は当たり前だから、できてもほめてくれない。」

です。

ところが、この「当たり前の罠」に、先生達ははまってしまいがちなのです。私もはまっていました。

「3年生にもなって」
「このくらいできなくちゃ」
「やって当たり前」… 続きを読む

お楽しみ会の出し物を明るく区切る

まだ、私が先生に成り立てで若かりし頃、担任した子供達にお楽しみ会をやらせました。前の学年でもやっていたというので、やらせてみたわけです。

そのお楽しみ会は、簡単なゲームとグループごとの出し物がメインのメニューでした。
私がびっくりしたのは、そのグループごとの出し物があまりにもつまらなかったことです。

自分達で作ったストーリーの劇を延々と演じていたり、誰も答えられないクイズを延々とやっていたり、内輪受けのギャグで笑い合ったりしていました。

それが、「延々」という言葉にふさわしく、長いのです。
見ている子は、もうやっている子のことは見もしないで、おしゃべりしています。

これは、放置していたらいけないと思いました。
子供のほとんどの出し物はつまらない。

私は、あまり指導をする気はありませんでした。子供がそれなりに創意工夫し、練習も含めて楽しむのがよいと考えていました。

ただ、「時間制限」をしました。例えば、出し物は3分以内というものです。… 続きを読む