コーチングは手探りでもやもやしている時に効きます。
教えるのが上手くなりたいという先生に対してコーチング(&ティーチング)をしています。
しかし、正直、それは手探りの状態から始まりました。
それは、「相手の現在の教える技能の状況が明確に把握できていなかったこと」が原因です。
しかし、実際には、手探りでも、何か手だてを提示しなくちゃいけません。
私は、コーチングをしながら、授業の原則をいくつか提示し、その中からその先生に選んでもらった原則が2つと、教える際に困っていることを1つ選んでもらいました。 そして、その3点について実践して、振り返りを通して、修正していく手だてを取りました。
やってみて、効果はありました。その先生も観点を絞って意識することで、できるようになってきた、手応えがあると実感していました。
しかし、どうもしっくりしません。
もしやと思って、そもそも、その教えることの原則について書かれた本は読んだことはあるか、と聞くと、読んだことはないということでした。 … 続きを読む