修学旅行に欠かせないもの「お土産」

新型コロナウイルスの影響で、修学旅行をやむなく中止にする学校が、けっこうたくさんあります。
修学旅行楽しみにしていた、6年生の子供たちは、非常に残念な思いをし、やるせない感情をもっていると思います。

しかしながら、全面的な中止ではなく、修学旅行を縮小して、2泊のところを1泊にしたり、日帰りでもよいので、どこかに子供達を連れていく計画に変更した学校も、かなり見られます。 これは、遠隔地でのコロナウィルス感染の場合、移送や隔離する施設・病院などのことを考えると、やはりリスクが高いと判断してのことです。

さて、
この縮小、いや日帰りの修学旅行でも、その修学旅行に欠かせないものがあります。
それは、「お土産」です。

お土産を家族のために買ってくるというのは、非常に特殊な経験でして、家族みんなの思い出となる事柄なのです。

実は、買い物に子供がかけられる時間は、スケジュールの都合でそれほどないことがあります。また、ひたすら迷う子もいますので、先生たちは、事前にお土産品の値段リストを示すこともあるくらいなのです。

そして、子供たちはお土産店でお土産に向き合います。… 続きを読む

席替えがしにくくなっているわけ

このごろはなかなか席替えがしにくくなっています。それは、特別支援を要するお子さんが目立つようになってきたからです。

元々、席替えは、学級経営の都合によってやっていました。
学級で共に暮していく中で、席替えをすることによって、たくさんの友達と接触するチャンスが増えます。
そのことによって、もっと仲間意識を育てていきたい、もっと仲良くなってもらいたいという願いを担任の先生はもっていました。

加えて、席替えは、1年に渡る学級生活の気分転換にもなります。ずっと同じ班で、ずっと同じ仲間と給食を食べていたら、飽きがきます。

しかし、学級経営でなく、授業ということに絞ると、席替えはあまり意味をもちません。
1年間同じ位置でかまわないわけです。
極端なことを言えば、ずっと出席番号順の席で授業をしていても、なんら問題はありません。

では、特別支援を要するお子さんがたくさんいるクラス、もしくは、少し乱れているクラスの場合は、どちらを優先させるかです。

この場合は、授業を優先させて、授業が安定する座席を教師が指定します。そして、それをずっと維持するわけです。… 続きを読む

「教室を綺麗に保つ」

今日も、生臭い話ですが、クラスの「防火活動」についてです。
クラスの防火活動とは、「トラブルを未然に防ぐためにできることを行う・トラブルの起きにくい環境づくり」です。

きっとどのクラスでもできるのが、「教室を綺麗に保つ」ということです。
子供達が不安定だったり、気持ちがささくれだったりしていると、教室の整理整頓が乱れたり、掃除が隅々まで行き届かなくなります。

これはこれで仕方のないことなのですが、そのままで放置して良いわけではありません。
ゴミが落ちているのを見たり、机が曲がっているのを見たりして、子供達はそれが当たり前のように思うようになります。
そうすると机が曲がっていても直そうとしませんし、ゴミが落ちていても拾おうとせず、返ってゴミを蹴ってて歩くようになります。

どうすれば良いか?
それはとっても簡単で、子供達が帰った後、先生がささっと整理整頓したり、ほうきで簡単に掃いたりすればよいわけです。

そうすれば、翌朝ある程度整った教室に子供達は入ってきますので、乱れたものは目にしなくなります。… 続きを読む