実は、若いときから、放課後、誰もいない他のクラスの教室をのぞいていました。
職員室にもどるついでに、ちらっと中に入って、気になる先生の教室の掲示物や机の配置などをチェックしていたのです。
まあ、いい趣味ではないかもしれません。
私の気になる先生は、授業が上手な先生と荒れているクラスの先生でした。
荒れているクラスの共通点は、教室が汚いことです。
子供が帰った教室に、落し物がたくさん落ちています。
鉛筆、消しゴム、キャップ、定規など、そして、プリント、お便り、その他のごみ。
そして、机が曲がっています。「ひん曲がっている」とでも言いたいくらい曲がっています。
もちろん、黒板が汚れています。授業の板書がまともに消されていたことは一度もありません。
自分のクラスが乱れていた時、教室が他のクラスと比べて汚いことはありませんでした。… 続きを読む