さて、読書好きな子にするためにどう褒めて行ったら良いか、その戦略を探っていきます。
ただ、ここでの戦略の対象は、保護者である、お母さんお父さんです。先生でありませんので、その点はご承知おきください。
第一の戦略は、「小さなことで褒める」ということです。
本を一冊読み切ったら褒めるというのは、大きすぎます。
本を読むことが苦手な子は、なかなか興味を持てませんし、読むのにも時間がかかるし、本当に苦労しています。その苦労を考えたら、本を一冊読み切るというのはマラソンを走り切るイメージです。とてつもなく長いです。 そうではなくて、目標を50M走ぐらいに短くします。
具体的には、1ページ読んだら、すごいと褒めましょう。
もっと極端なことを言ったら、本の帯を読んだだけでよいと思います。
お母さんと一緒に1ページ読んだら、たくさん褒めてほしいです。
とにかく、本を丸ごと読んだら褒めるのではなくて、その時に読んだ小さな前進を褒めていきます。… 続きを読む