子供がテキパキと動く。そんなことを先生たちは望みます。
よく考えると、テキパキと動く時は、先生の指示もテキパキと短いです。
そんなことを考えさせてくれたのが、教育サークルの冊子「いぶき」に祖父江開氏が書いた原稿でした。
それは、「フェイディング〜徐々にさりげなく〜」という内容です。
そこで、祖父江氏は二つの例を紹介しています。
一つは、声の大きさを少しずつ小さくしていく方法です。
それまで、大きな声だったのを小さくするのです。
もう一つが、先に述べた「テキパキと短い」指示にしていくやり方です。
こんなふうに祖父江氏は、やり方を示します。
【例:百人一首さっとやらせたい】… 続きを読む