「?」や「!」、「、」と「,」の扱い。

1/7、文化庁の文化審議会が、「公用文作成の考え方」を文部科学大臣に建議(提案)しました。
この「公用文作成の考え方」は、国家公務員の文書作成の手引となるもので、もちろん、教育公務員の教師もこの「公用文作成の考え方」にならって文書作成を行うことになります。

https://em-tr271.com/L90494/b300/115781

今回の「公用文作成の考え方」には、様々な変更点が盛り込まれているのですが、特徴的なものをいくつか提示してみます。

まず、「?」(疑問符)や「!」(感嘆符)の扱い。
このように書かれています。

「解説・広報等においては、必要に応じて「?」や「!」を用いてよい。
例)○○法が改正されたのを知っていますか?
  来月20日開催!」

このように、一般の人が見る広報文では、相手に伝わりやすくするために「?」「!」を使用できるようになったのです。… 続きを読む

脳トレアプリの効果

今日の話題は、私自身にとって残念なこととなった、新たな知見についてです。
その知見とは、「脳トレアプリの効果」についてのものです。

私は、毎日、暇つぶし?を兼ねて、スマホに入れた脳トレアプリをやっています。
注意力、記憶力、計算力の3つの脳トレで、そんなに効果を期待しているわけではないのですが、それでも、ある程度のスピードでクリアーしていけば、少しは脳の老化を遅らせることができるのではないかと思っていました。

しかし、脳トレアプリは効果がないという研究があることを知ったのです。

それは、カナダの研究で、世界各地の8563名のボランティアの参加者を使ったものです。

全体の1009人が平均8ヶ月間、脳トレアプリゲームを続けていました。
そして、残りの約7500人は脳トレを一切していませんでした。

そして、参加者に、記憶力、推論力、言語能力などを評価する12の認知機能テストを実施しました。

結果はというと、… 続きを読む

今年の競技かるた日本一は

コミックやアニメの「ちはやふる」でお馴染みになった百人一首。
その競技かるたの日本一の人物のことを、男性は名人、女性はクイーンと言いいます。
その名人戦、クイーン戦が1/8、大津市の近江神宮で開催されました。

この名人戦とクイーン戦は、前の年の名人とクイーンに、予選を勝ち上がってきた最強の挑戦者が対戦します。

今年の結果。
名人戦は、4連覇を目指した粂原(くめはら)圭太郎八段を川瀬将義六段が破って、名人となりました。

クイーン戦は、山添百合七段が、矢野杏奈七段の挑戦を退けて、初防衛を果たしました。

私は、現職のときには、教室で五色百人一首を行い、また、五色百人一首大会を開催もしていました。
現在は、五色百人一首協会にも関わらせてもらっています。

前名人の粂原(くめはら)圭太郎八段は、小学生のときに五色百人一首大会に出場して優勝したことがありました。… 続きを読む