ためらう気持ちをなくす5秒ルール

「0.5秒で褒める」ことを調べていたら、「5秒ルール」なるものがあることを知りました。
同じ5つながりなのですが、やってみたくなるルールだったので、紹介します。

この5秒ルールとは・・・。
https://em-tr271.com/L90494/b300/115751

やる気が出ないときや行動を起こしたいのに、なんとも体が動かないことがあります。
やらなくちゃと思っているのに動かない、あの状態です。

そんなときに役に立つのが、「5秒ルール」です。
やらなくちゃいけないことに手をつける際に、「5・4・3・2・1」とカウントダウンするというのが「5秒ルール」です。
シンプルなルールですね。

ただ、この5秒ルールを実践していくと、物事を始めるのにためらう気持ちがなくなると言われているのです。… 続きを読む

「0.5秒で褒める」

褒めることの大切さはわかっているけど、いったいどのタイミングで褒めたらよいのでしょうか。

(この問いは、この「褒めること」は「好子」の一つだと考えると、「行動の後、どのタイミングで「好子」を提示すれば、最も効果的なのか」という問いになります。)

これは、より具体的にすると、こんな問いになります。

「子供が、発言するとか、ノートに自分の考えを書くとか、良い方向への行動を起こしたとき、何秒後に褒めたらよいですか。」

まさか、1分後というわけにはいきませんね。
それでは遅すぎます。

では、5秒後くらいでしょうか。

いやいや、これでも遅いのです。

行動分析による療育の本には、

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「褒めればいいってもんじゃない」

「褒めればいいってもんじゃない」とは、よく言われることです。
まあ、褒めないよりもマシだとは思いますが、その褒め方はピント外れということがあるのです。

この「褒め方のピント外れ」というのは、

褒めることが行動分析の「好子」になっていない

ということなのです。

4月、学年のはじめで、まだ子供と先生との信頼関係ができていない状態。高学年のクラス。
この状態において、低学年のように、みんなができていて、あまりに当たり前のことばかり褒められたら、子供はどんな気持ちになるでしょうか。 もしかしたら、「この先生は、俺たちのことをバカにしているんじゃないか?」と思うかもしれません。

褒めればいいってもんじゃないのです。

こんなときは、褒めることが好子になっていないのですから、他のことを好子にします。… 続きを読む