「ノートタワー」って何だ?

「ノートタワー」。
どんなものだかイメージできるでしょうか。

これは、1mほどに描いたイラストのタワーです。
そんな「ノートタワー」について、教育トークライン2022年11月号のグラビアページに、藤原佳澄氏が書いています。
https://em-tr271.com/L90494/b300/118891

イラストは、東京タワー風でもスカイツリー風でも、タワーらしく描かれたものならなんでもよいのです。

そのイラストを、ロッカーの上の壁面に掲示します。
そして、その前に、家庭学習ノートや授業で取り組んだノートを積み重ねていくのです。

なんとなくイメージできるでしょうが、使い終わったノートがたまっていくにつれ、だんだん、この「ノートタワー」が隠れていくことになります。

要するに、家庭学習をがんばったり、授業でがんばってノートをたくさん使ったりしたことが、目に見えるようになるわけです。… 続きを読む

「ヘルプマーク」の活用例

「ヘルプマーク」が、認知は進んでも、活用は十分進んでいず、まだまだ戸惑いがあるということを調査結果から示しました。
https://em-tr271.com/L90494/b300/118881

ですが、実際にどのように役立っているのかという事実を知り、それを広めていけば、もっと役立たせることができるのではないかと思いました。

先の調査結果には、
【質問】ヘルプマークを使うことで、あなたは、どのような配慮を受けることができましたか。具体的に記述してください。
という項目があり、そこに、以下のように、いくつかの回答が掲載されているのです。

・交通機関で、席を譲ってもらった。病院でも、椅子を持ってきてもらった。(50代/女性/心臓)

・実際体感としてあったのは公共交通機関で席を譲っていただいたことです。小さくても疲れの分散はありがたいことです。
困り感を感じていらっしゃるであろう高齢の方、マタニティマークをつけていらっしゃる方、怪我をされている方、同じくヘルプマークをつけている方に席を譲って頂くことを多く感じます。(20代/女性/その他の精神障害)

・ヘルプマークのおかげで、公共の交通機関で声をかけてもらいます。もっと認知度アップに繋がればと思います。(40代/女性/下肢)… 続きを読む

まだまだヘルプマークは使い勝手が悪い

昨日紹介した「ヘルプマーク」、とっても有益なアイテムだと思います。
しかし、今のところ、認知は進んでも、活用は十分進んでいないというか、まだまだ戸惑いがあるようなのです。

障害者の就労支援サービスを行う「ゼネラルパートナーズ」という会社が、ヘルプマークについて、1年前ですが、インターネットによるアンケートを行い、その調査結果をまとめています。 https://em-tr271.com/L90494/b300/118871

それによると、ヘルプマークの認知は、四年前の調査と比べて圧倒的に上がっています。

【質問】 あなたはヘルプマークを知っていますか。
はい 80%

80%ということは、障害者関連のアンケートとはいえ、かなりの高さだと思います。… 続きを読む