「夕食は毎日同じ時間帯にする」

「働き方改革」というと、なんだか時短やICTに目が行きますが、本来の目的であるワーク&ライフバランスのことを考えさせてくれる記事を目にしました。 サークル雑誌に掲載されていた千葉美和氏の記事です。

千葉氏は「夕食は毎日同じ時間帯にする」と述べて、次のように書いています。

「自分が家族の夕食を作らなくてはいけない。
19 時頃には夕食を食べさせたいので、18 時台に退勤する。
18 時台に退勤するため、今日の放課後できる仕事は、週案と学年便りの作成。会議もあった・・・。
たとえその日やろうとした仕事が終わらなくても、退勤する。明日やればいい。… 続きを読む

「プリント主義」を「ノート主義」に

これまた、 教育サークルの冊子「いぶき」の記事の話題です。
藤川和弥氏が、 初任の頃と比べて、現在の授業のやり方だと、60%の力で同じような効果が得られていると言っています。
その一つが、「プリント印刷なし」です。

私も、若い頃はプリントを作成して印刷することで、一生懸命やっている気分になっていました。
ところが、一生懸命プリントを作成して授業をしても、一向に成果が上がっていないことに気づきました。

藤川氏も、同様のことを述べています。

「とにかく若い頃はプリントだのワークシートだのを作りまくり、印刷しまくっていた。
放課後はほとんどそれに使っていたと思う。… 続きを読む

子供達の方がデジタルディバイスに慣れるのは早い

私の首謀する教育サークルの冊子「いぶき」に、1年生担任の清水麻美氏が、デジタルデバイスについて書いていて、全く同感だと頷きました。

各学校には本年度中に、一人一台のデジタルデバイスが配布されることになっています。
早い遅いはあれ配布されれば、結局は、主に担任の先生を通じて、取り扱うことになっていきます。
また、配布された以上、活用しなければ意味がありません。

清水氏は、このように言っています。

「いよいよ子どもたちに1 人1 台のiPadが支給される。横浜市では、ロイロノートが取り入れられた。低学年であっても授業の中で使い込んで慣れさせていきたい。
先日、試しに教室やってみたところ、子どもたちの吸収力には正直舌を巻いた。私自身がまだ使い慣れていないところ、子供たちは、遊び感覚で使いこなし、互いに教え合って、新しい機能もマスターしていた。これをうまく利用して、学習の復習にも取り入れたい。 個別に対応した学習がこれまで以上にやりやすくなる。」… 続きを読む