「人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単にできること。」

NHKの朝ドラの「エール」は、主人公である古山裕一の小学校時代から始まりました。
そこでは、取り柄のない古山裕一の音楽、作曲の才能を担任の藤堂先生が見抜きます。
そこでの、藤堂先生のせりふが印象的でした。

藤堂先生は、古山裕一の家を訪れて、こう言います。

「前に聞いたよな、得意なものは何だって。見つかったんじゃないか。
人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単にできること。それがお前の得意なものだ。
それが見つかればしがみつけ。そうすれば、道は開く」

この

「人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単にできること。」

とは、まさしく「ストレングスファインダー」ですよね。… 続きを読む

「ご教示ください」「ご教授ください」、

「ご教示ください」、「ご教授ください」、さてどっちを使ったらいいのだろうと、メールを打つ手が止まってしまったことがありました。

調べると、学ぶ時間の長さによって、使い分けているようです。
「ご教示」は比較的短期のもの、「ご教授」は長い期間で教えを請う時に使う言葉です。

もう少し詳しくみていきます。

ご教示。
言葉通り、「教え示す」という意味です。
知識や方法、手順、手段といったものを「教え示す」というニュアンスがあります。継続的に教えを受け続けるというより、その場で解決するための方法などを教えてもらう場面で使います。

ご教授。
言葉通り、「教え授ける」という意味で。
特に、学問や芸といった専門的な知識・スキルを教えるというニュアンスがあります。ある程度の期間に渡って、継続的に教えを受けるときに用いられます。… 続きを読む

「クッション言葉」が使いこなせない

プライベートでなく、仕事できちんと頼んむ際に、枕となる言葉に悩むことがあります。
これまでの教師生活で、ほとんどと言って使う必要がなかったということもあって、まだまだ慣れません。

調べてみると、一般的には、「クッション言葉」と呼ばれているようです。
クッション言葉とは、ストレートに言ってしまうときつくなりがちな言葉の衝撃をやわらげてくれる働きをもつ言葉だそうです。
クッション言葉を使うことで相手への配慮や思いやりを示すことができ、言いにくいことも言いやすくなります。

それは、主に、頼む時や断る時に使います。
なかなか言い出しにくいことの「枕」で使うことで、自分の思いを伝えるハードルも下げることができるのです。

どんなクッション言葉があるのか、あげてみます。

「ものを尋ねる」
・差し支えなければ… 続きを読む