体調の悪い時は、子どもにあまり求めない

誰だって、体調のよくない時はあります。夜遅くまで仕事をしなくてはならなくて寝不足の時、風邪をひいてしまった時、そして、二日酔いの時・・・。いつも万全ならよいのですが、そうもいきませんね。

しかし、私たち教師は、学校に行ったら、どんな体調であろうと子ども達に接しなければなりません。
そんな時、心に言い聞かせた方がよいことがあります。
それは、

体調の悪いときは、子どもの出来映えをあまり求めない

のが穏当だということです。
普段8割くらいの出来映えでよいとしているなら、6割、いや、5割くらいでよいと思います。

体調がよくないので、こちらにパワーがないから子ども達への指示はあまり通りません。
それに加えて、子どもの行為の「よいところ」を見つけるパワーもないので、「悪いところ」にばかり目に付くようになっていることを忘れてはいけません。
指示が通らない。悪いことが目につく。叱責する。お互いの気分が悪くなる。また、指示が通らない・・・・悪循環が起こります。… 続きを読む

ひいきの大拍手

このところ、「同調圧力」という言葉が、たびたび耳に飛び込んでくるようになりました。
日本は、同調圧力の強い国です。とにかく、周りと同じようにすることを自分にも課すし、他人にもそれを求めがちだと言うのです。

学校もそうです。
子どもが喜ぶこと、賢くなること、やる気になることをやっていても、「他のクラスに合わせる」ことを求められます。
斜めから考えると、あなたのクラスだけうまくやってずるい、というのでしょうか。

以下、真逆に、私が、クラスの子を思い切り、ひいきをしたエピソードです。

以前、六年生を担任していたときのことです。
その学校では、意見発表会という児童会の活動を発表する会があり、私のクラスの子が3名、自分の所属する委員会の代表として発表することになっていました。わかりやすく言うと、その3名は、保健委員会や飼育委員会、集会委員会といった委員会の委員長だったのです。

その子達は、発表のために何度も練習し、休み時間にはリハーサルをして、本番にのぞんでいます。
そのことを、クラスの子達は、よく知っていました。… 続きを読む

いやな生徒!?

思い切って?料理を習うことにしました。(妻の料理に不満があるんじゃないかと、勘ぐられても困ります。妻の料理に不満はありません。おいしいです。)
私の願いは、時間をかけずに、さっと自分の食べたいうまいものを作りたいという、いささか虫のいいものです。

で、横浜駅西口の料理教室に申し込み、講習を受けてきました。
このときの講習内容は、「麻婆豆腐」と「たこのマリネ」です。
2時間の講習後、同じグループの方々と一緒に作った料理を食べました。
グループの方々とは、「けっこう、うまくできましたね」「来てよかったですね」という会話を交わしました。
うまかったです。

が、私自身は、どうも、講習に没入して楽しんだという感じがしません。
それは、どうも、素直に教わればよいのに、「教える」側から見てしまうのです。

今日のメイン講師の○○さんは、調理をしながらずっとお話をしている、フライパンの中の香味野菜の色、臭いなどの情報をずっと伝えていて、さすがなだな。… 続きを読む