「ざんねんないきもの事典」を読んでみた

恥ずかしいのですが、あの「子供による投票ナンバーワンの本」、「ざんねんないきもの事典」を、これまで読んでいませんでした。 発行されてから何年も経ち、何度も読むチャンスがあったのですが。

これではいけないと、意を決して?本を手に入れ、読んでみました。

子供たちがハマる理由が少しわかる気がします。
生存競争に勝とうとするあまり、一生懸命に環境に適応し、「過剰に」進化させてしまった姿が、いじらしくも愛おしくうつるのだと思います。

この世の中、一生懸命にやってもうまくいかず、残念な結果になることがほとんどです。
(私だけかな?)
そんな残念な自分に、ざんねんな動物たちを重ね合わせて、よしよしと頭を撫でてあげたような感じなのかなと思います。

ちなみに、「子どもの本総選挙」のウェブページには、二人の子の感想が掲載されています。

この本の生き物はおかしくて笑えるけれど、 … 続きを読む

「信用」と「信頼」の違い

コーチングやセミナーについて調べていたら、「信用」と「信頼」の違いについて述べている人がいました。
そういえば、「信用」と「信頼」、特に意識して使い分けていなかったなあと思って、少しばかり調べてみました。

言葉通りに読み取ると、

信用:信じて用いること
信頼:信じて頼ること

で、なんとなく信頼の方が重要な気がしますね。

二つの言葉を使った用例を上げてみます。

信用は、 
・信用を失う
・店の信用を落とす… 続きを読む

6月6日は「おけいこの日」

今日、6月6日は何の日か?それは、「おけいこの日」なのです。
日本では、昔から、けいこは6歳の6月6日に開始するといいと言われてきたそうです。
今でも、歌舞伎、狂言、能、茶道といった伝統芸能では、今でも「初稽古」を6月6日に始めるそうです。

では、なぜ6歳の6月6日なのか?
それは、世阿弥が「数えで7歳、つまり6歳の年に習い事を始めるのが最もいい」と述べたからだと言われています。

世阿弥は、このように言っています。

「この頃の稽古は、子どもがやりたいようにやらせるといい。そのなかで、どんな子でも生まれ持った美点が見えてくる。
あまり細かく教えたり注意したりすると、やる気を失い能そのものが止まってしまう。
基本動作だけをやらせて、それ以上のことができる場合でもあえて教えないほうがいい。
いきなり大舞台には立たせず、その子にふさわしい場面で得意な役をやらせるのがいい。」… 続きを読む