困ったときは「リフレーミング」しよう

フレームによって物事の見方や気持ちが変わるならば、そのフレーム自体を取り換えてしまおうという発想があります。
そう、「リフレーミング」ですね。

リフレーミングでよく提示されるのは、困った子供の性格や行動傾向をリフレーミングすることです。

「落ち着きがない・集中力がない」→「活発・活動的だ」
「いいかげん」→「こだわりがない」
「消極的」→「穏やかだ」
「気が強い」→「積極的だ」
「口下手」→「言葉に慎重」
「こだわりが強い」→「集中力がある」
「しつこい」→「粘り強い」… 続きを読む

「未来に備える商品」の場合は「ネガティブなフレーミング」

昨日は、 「ポジティブなフレーミング効果」について説明しました。
今日は、逆に、ネガティブなフレーミング効果についてお話しします。

こんな人間ドック・健康診断の告知があったとします。
皆さんなら、どちらに告知に注目するでしょうか。

A:受診すれば、ガンの早期発見ができる機会が増えます
B:受診しなければ、ガンの早期発見ができる機会を逃します

私はBです。
おそらく、多くの皆さんも私と同じBだと思います。
実際に、私が人間ドックを受ける理由がBなのです。… 続きを読む

推奨するサービスや物事を表現するときは、ポジティブな要素にフレーミングす るとよい

昨日は、「フレーミング効果」について説明しました。
今日は、もう少し絞って、ポジティブなフレーミング効果についてお話しします。

テレビや、チラシでこんなサービスの売り込みを見たことがあると思います。

A:サービスの満足度は95%です
B:サービスの不満度はわずか5%です

どうです。全く同じことを言っているのに、Aの方が売り込みとしていいですね。
サービスに不満を感じる人が5%というのはすごいことだと思いますが、それでも、Aのように「満足度95%」のポジティブな要素にスポットを当てることが大切なのです。

こんなことが言えるのです。

「推奨するサービスや物事を表現するときは、ポジティブな要素にフレーミングするとよい」

ネガティブな要素は扱わないか、できるだ小さく扱うようにします。… 続きを読む