貸し出し用のなわとびを用意しておく

1年生を担任して、なわとびシーズンになって困るのが、幼稚園や保育園で使われていた綿の縄のなわとびを使う子がいたことです。 なわが回る勢いがなく、二重とびはもちろん、あやとびもなかなかできるようになりません。
私は、学級通信や保護者会で説明して、なわとびを買い換えるようにしてもらいました。

本当は、なわとびの柄の部分が長い方が、二重とびやあやとびがやりやすいのです。
東京教育技術研究所で販売している、「スーパーとびなわ」「とびなわキング」を使うことが、なわとび上達の近道です。

とはいえ、勧めても、みんながみんな購入するわけではありません。
そこで、私は、スーパーとびなわを20本ほど貸し出し用に用意して、借りたい子供に貸し
ていました。

口コミ?でスーパーとびなわの跳びやすさが広まり、二重とびやあやとびに取り組み始めた子が、「先生、貸して」と言いにくるようになるのが常でした。

私と同じことを、教育トークライン11月号に、河野健一氏が書いています。

「この年は、「先生のなわとび借ります」と言って、休み時間は外に出て行くことがほとんどだった。そして、あやとびだけでなく交差飛びも、いつの間にかできるようになっていた。まさに、教材の力である。」

少しだけ貸し出し用のなわとびを用意しておくのが、なわとび上達のポイント?だと思います。

教育トークライン11月号
https://www.tiotoss.jp/products/list.php?category_id=29