繰り返し「過去を忘れよう」

今日も、「過去を持ち出さない」ことについて話題にしていきます。
石坂陽氏が、教育トークライン2021年11月号に、「過去を忘れ、共に喜ぼう」というタイトルで書いています。

石坂氏は、どちらのスタンスが子どもを伸ばすか、読者に問いかけています。

「どちらのスタンスの教師が子供を伸ばしていくか。
1 あいつは去年までだらしなかった。だから、どうしようもない奴なんだ。
2 去年まで色々あっただろう。でも今年は今年と考えて良さを見つけていこう。」

この2のスタンスを、教師は忘れてはいけません。
失敗は誰だってします。
そして、がんばろうと思っても、ついついがんばらない(がんばれない)ことだってあります。
ましてや、相手は子供です。
失敗しても、裏切られても、このスタンスを取り続けていきたいです。

石坂氏がすごいと思うのは、けじめ・区切りのところで、繰り返し次のように語ることです。

「去年(前の学期)ちょっと失敗したなと思っている人、大丈夫ですよ。先生はそのようなことには、まったく興味がありません。興味があるのはこれからの行動です。」

4月という年度当初だけでなく、後期の始まりでもこのように語るのです。
だったら、イベントごとに語ってもよいし、授業ごとに語ってもよいではないですか。