放課後、黒板にコメントを書いておく

少し前に、子供とつながるために、何らかのメッセージを送るアイテムをもっていた方が良いということを話題にしました。
例えば、一筆箋や賞状で、その子の振る舞いを褒めるわけです。それは、他の子に知られずに、そっと渡すこともできます。
また、日記をやっていれば、それへのコメントとして、その子の振る舞いを褒めたり、何げないやりとりをしたりできます。
ところが、先日、そんなやり方ではない、えっと思う方法を知りました。
それは、「黒板にコメントを書いておく」というやり方です。
その先生は、その日にがんばった子、親切にした子などを、放課後に思い出すようにしていたのです。 まあ、これは「教師修行」の一つだと思います。
そして、その先生は、その思い出したエピソードを、黒板にコメントとして書いているというのです。
このコメントでは、名前を出して褒めているわけではなく、そんな子がいたという書きぶりになっています。
例えば、
教室の机が乱れていたのを、そっと直している子がいたよ。先生、感心した!
なんて書いているわけです。
これって、毎日やっていたら、子供にじわじわと浸透して、先生のことを近しく思うようになると思います。