中教審の審議まとめ「「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について」には、次の文言があります。 em-tr271.com/L90494/b581/125421
「教師が教師でなければできないことに集中できるようにする」
この文言は、学校における働き方改革において、学校・教師が担う業務の適正化を目指す意図で述べられているわけです。
実は、この中教審の審議まとめの、他の柱で、教育公務員の給与の改善(処遇の改善)について述べられていて、それが、各方面から批判を浴びています。
それは、教員の時間外勤務を認めず、これまでのやり方で教職調整額を設定し、ただし、その率を上げて、現在の4%から10%以上とするというものなのです。
批判は、これまでのやり方だと、教師に仕事を丸投げしてしまえば、働いてもらえるだろうという仕組みが全く変わらないだろうというのです。
一人一台のタブレットの設定を担当の教員にやらせる。 これって、PCの業者がやることです。
給食費・学級費の集金、そして、支払っていない家への督促を、担任教師にやらせる。 これって、教育委員会や事務員の仕事です。
そうそう、プールの水を止めるのを忘れて、損害賠償をした教師もいました。 これって、教師の仕事ではありません。
コンビニで万引きが起こったら、学校に連絡が来ます。 でも、これは、学校の事案ではなく、警察の事案です。
なんでもかんでも、教師にやらせればよいという発想が変わらない限り、教育調整額をアップするという方策は、支持されることはないです。
教師は教師の仕事に集中できるようにする。 そんな至極真っ当なことが、なかなかできていないのが問題なのです。
「教師が教師でなければできないことに集中できるようにする」
この文言は、学校における働き方改革において、学校・教師が担う業務の適正化を目指す意図で述べられているわけです。
実は、この中教審の審議まとめの、他の柱で、教育公務員の給与の改善(処遇の改善)について述べられていて、それが、各方面から批判を浴びています。
それは、教員の時間外勤務を認めず、これまでのやり方で教職調整額を設定し、ただし、その率を上げて、現在の4%から10%以上とするというものなのです。
批判は、これまでのやり方だと、教師に仕事を丸投げしてしまえば、働いてもらえるだろうという仕組みが全く変わらないだろうというのです。
一人一台のタブレットの設定を担当の教員にやらせる。 これって、PCの業者がやることです。
給食費・学級費の集金、そして、支払っていない家への督促を、担任教師にやらせる。 これって、教育委員会や事務員の仕事です。
そうそう、プールの水を止めるのを忘れて、損害賠償をした教師もいました。 これって、教師の仕事ではありません。
コンビニで万引きが起こったら、学校に連絡が来ます。 でも、これは、学校の事案ではなく、警察の事案です。
なんでもかんでも、教師にやらせればよいという発想が変わらない限り、教育調整額をアップするという方策は、支持されることはないです。
教師は教師の仕事に集中できるようにする。 そんな至極真っ当なことが、なかなかできていないのが問題なのです。