かなり前になりますが、給食費等の学校への納入金を担任教師が、集金袋を使って集めていた時期がありました。
この集金事務は、それなりの時間がかかり、そして、それなりのテクニックが必要です。
お金の入った集金袋をそのまま集めてしまうのはリスクが大きいからです。 お金の入れ間違いがあったときに、「100円足りません」などと保護者に申し立てしても、逆に、「先生がなくしたのではないか」と反発をくらいます。
ですから、そんなトラブルを避けるために、子供に教師のところに集金袋を持ってこさせて、教師の目の前でお金を広げさせるのです。 そして、「確かにある」とか「100円足りない」とか、相互に確認した上で集めるのです。
まあ、こんなことをやっていれば時間はかかります。そして、これは教師本来の仕事ではありません。
というわけで、学校への納入金については、振込の形を取る所がほとんどになりました。担任教師は現金を扱わなくなったわけです。
ところが、学校納入振込の口座にお金がないという事態が、けっこう起こるのです。 これに対して、副校長(教頭)などが、督促の文章を作り、その文章を封筒に入れてその子に渡すというやり方をとっていました。
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この集金事務は、それなりの時間がかかり、そして、それなりのテクニックが必要です。
お金の入った集金袋をそのまま集めてしまうのはリスクが大きいからです。 お金の入れ間違いがあったときに、「100円足りません」などと保護者に申し立てしても、逆に、「先生がなくしたのではないか」と反発をくらいます。
ですから、そんなトラブルを避けるために、子供に教師のところに集金袋を持ってこさせて、教師の目の前でお金を広げさせるのです。 そして、「確かにある」とか「100円足りない」とか、相互に確認した上で集めるのです。
まあ、こんなことをやっていれば時間はかかります。そして、これは教師本来の仕事ではありません。
というわけで、学校への納入金については、振込の形を取る所がほとんどになりました。担任教師は現金を扱わなくなったわけです。
ところが、学校納入振込の口座にお金がないという事態が、けっこう起こるのです。 これに対して、副校長(教頭)などが、督促の文章を作り、その文章を封筒に入れてその子に渡すというやり方をとっていました。