「新卒教師は、学級担任ではなく教科担任」がよいか

今日も、「若手教師への支援」について、取り上げていきます。
中央教育審議会の「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について」では、以下のような「若手教師への支援」を提言しています。
<若手教師への支援> ・新卒教師は、学級担任ではなく教科担任としたり、持ち授業時数を軽減したりする等の取組ができるよう、教科担任制の充実に向けた定数改善が必要。 ・若手教師を支えるため、若手教師が年齢の近い中堅教師等に気軽に相談できるよう、若手教師の支援について学校の中で組織的に体制を充実する必要。
このうち、「新卒教師は、学級担任ではなく教科担任としたり」の部分は、学級担任ではないことにおいて、私は賛成です。
私は、教科担任ではなく「副担任」という位置づけを、新卒教師(これは、初任の教師が正確だと思います。)にとることが、育成の面で有効だと考えています。
私が、日本では、おそろしく昔から現在まで、小学校では、「いきなり」学級担任になるのが、当たり前なのです。
しかし、いきなり新卒の教師に、「群れである子供たち」を率いさせるのは、もう無理なんじゃないかと思うのです。 イメージとして、猛獣のいる檻の中に、新卒の教師を投げ込むような感じで捉えています。
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小学校の新任教諭自殺事件について

「「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について」では、
・若手教師への支援
についても、触れられています。
ですが、「小学校の新任教諭自殺、長時間労働と指導教諭のパワハラが原因」だというニュースが流れてきました。 em-tr271.com/L90494/b581/125391
これは、2019年4月に福岡県の小学校に新任教師として赴任した男性教師が(24歳)が、約5か月後に学校内で自殺したことを受けてのもので。 この自殺は、長時間労働と指導教諭のパワハラが原因だったとして、遺族が同市と同県に対して、約9000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしたのです。
この新任教師の長時間労働は、時間外労働が多いときで月148時間だったというものです。 月148時間ということは、毎日6時間以上学校にいたということです。 まあ、22時ころまでいつも学校にいたのだと思います。
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シンプルに「教職員定数の増加」をしてほしい

引き続き、「「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について」を取り上げていきます。
概要のまとめには、 em-tr271.com/L90494/b581/125381
「持ち授業時数の軽減」
という文言があります。
確かに、持ち時間が少なくなることは最重要なことです。
しかし、そのために、「教科担任制」や「支援スタッフ」「若手教師へのサポートのため、「新たな職」の創設」とか、訳アリの事柄が盛り込まれています。
ですが、もっとシンプルに、
「教職員定数の増加」
をすればよいのにと、私は考えています。
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