自分の苦手を子供たちに「カミングアウト」する

さて、スイカが苦手な先生のことを取り上げました。 この先生は、給食をどう切り抜けてきたのでしょうか。
それは、一番最初の給食の時間に
「カミングアウト」
したのです。 私は、スイカ、キュウリ等の瓜系の食べ物は、その臭いが苦手で食べられません、と子供たちに話したのです。 きちんと、心底苦手で、努力しても食べられないと伝えるわけです。
その上で、だから、先生用の給食を盛り付ける際には、その瓜系のモノは入れないでほしいともリクエストします。
これ、隠しておくことも可能でしょうが、でも、この苦手なモノが出た時に、残したり、取り除いたりするのに困ります。
こういうことは、堂々とやった方がよいと思います。
当然、子供にも無理はさせません。 苦手なものがあって当然だし、その苦手をだんだんと直していけばよいと伝えます。
いかがでしょうか。
給食において、子供も教師も無理してはいけないと思います。 苦手なモノを食べられるようになることは、短期的にねらうことではなく、長期的にねらうことです。 ちょっと、いや、かすかに努力すれば十分だと思います。