「クールダウン」の要件

その子が「かんしゃく」「パニック」を起こしたとき、やるべきことは、叱ることではなく、その感情の暴走を止めることです。 それが、クールダウンです。
今回は、クールダウンについて取り上げてみます。
一つ目は、安心・安全な場に移動させるということです。 「かんしゃく」を起こした子は、他の子に暴力を振るったり、モノにあたって自らを傷つけたりすることがあります。 そんな危険性を取り除くために、周りに危険なモノがなく、他の子もいない安全な場所に移動させます。
二つ目は、刺激をできる限り少なくすることです。 「かんしゃく」を起こした子は、非常に過敏になっています。ですから、できる限り低刺激の場を作っていきます。 静かで、落ち着いたトーンと明るさの場(部屋)です。
三つ目は、時間をかけることです。
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「かんしゃく」に対してはクールダウンを

昨日、「かんしゃく」を取り上げました。
そのとき、「かんしゃく」とは、声を荒げて泣いたり、激しく奇声を発したりするなどの興奮を伴う心の混乱状態のことだと説明しましたが、こういう外から見て激しい状態だけではないと思われます。
それは、外から見て激しくなくて、ただただ押し黙ってしまう、いわゆる「固まってしまう」状態も、あるからです。こうなると、何を言っても反応しませんし、聞く耳をもちません。 それは、内面において、「かんしゃく」状態なのだと思うのです。
「かんしゃく」状態とは、感情の嵐の状態であり、感情が暴走している状態です。パニック状態ですね。 この状態は、自分で自分をコントロールできる状態ではなく、どんな状態か言語化もできないと思います。
ですから、ここは、何度も言うことなのですが、そんな「かんしゃく」「パニック」を起こしている子に、叱っても、注意しても、何も届きません。意味がないのです。
やるべきことは、とにかく、その感情の嵐を止めることです。 クールダウンです。
心を、平静まで落ち着かせるのです。
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「かんしゃく」とは

幼児期による起こり、そして、年齢が上がって小学校低学年ぐらいまで起こる
「かんしゃく」
について考えてみます。
「かんしゃく」とは、「癇癪」と書いて、声を荒げて泣いたり、激しく奇声を発したりするなどの興奮を伴う心の混乱状態のことです。
皆さんは、そんな「かんしゃく」に遭遇?したことはありますか。 私は、1年生を担任していたときに、「これは、すごい」というような「かんしゃく」に遭遇したことがあります。
さて、この「かんしゃく」は、なぜ起こるのでしょうか。 いやいや、起こる原因はそれぞれでしょうが、なぜ、そんな表れ方をしてしまうのでしょうか。
これは、自分が感じたストレスを、自分への破壊的な攻撃と捉え、生物として反応しているのです。 生物として反応するとは、「闘争・逃避本能」に従って反応するということです。
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