「話を聞かせる力をつける」クールダウンさせてから、話を聞かせる

今日取り上げる「クールダウン」は、以前取り上げた「静けさの体感」に通じるものがあります。
子どもが話を聞く心構えをもつには、そもそも静かな環境がなくてはなりません。 そのために、教室から余分な音はできる限り排除します。
水槽のポンプの音、机や椅子を引きずった際に出る擦れる音……そんなものは、できるだけなくした方がよいわけです。
このような教室の静かな環境は、子どもの外部環境です。
ですが、子どもの内部環境というべき心の中が、ざわざわしていたり、カッカしていたりしていたら―― この場合も、子どもは話を聞くことができません。
回りくどい言い方をせずに、はっきり言えば、ケンカをしたり、自分の思うようにいかなかったりして、パニックになった子に話をしても、聞く耳を持たない、というか、持てないのです。
そんな場合は、話を聞かせることは一旦置いておいて、クールダウンさせることが鉄則です。
「いま、そんなにカッカして、頭の中が燃えている感じがするでしょ。それじゃあ、何を話しても聞けないよ。だから、頭を冷やそう。クールダウンしよう。」
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「話を聞かせる力をつける」日直のスピーチを聞く指導の機会とする

昨日取り上げた「読み聞かせ」は、「聞く」ことが主な活動です。
実は、見た目では他の活動がメインのように見えても、実際は「聞く」ことが主な活動である、という場面はけっこうあるのです。
それは、ある少数の子が発表したり活動したりしているのを、他の多くの子どもたちが見たり聞いたりしている活動です。
今日は、わかりやすい例として、「日直のスピーチ」を取り上げてみます。
もう十分ご存じのように、日直のスピーチとは、日替わりで、その日の日直になった子が、みんなに向けてスピーチをする活動です。 この活動を継続することで、スピーチ力をレベルアップさせようというものですね。
でも、実際には、日直以外の多くの子にとっては、「聞く」活動なのです。 このことを受け止めて、この日直のスピーチを、スピーチだけでなく、「聞くこと」を継続的に指導していく場とするのです。
指導するのは、もちろん、以前にも取り上げた
「他の人の話を黙って聞く」
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「話を聞かせる力をつける」読み聞かせも、聞いていることを褒めるチャンス

昨日取り上げた「おたよりノート」は、「話を聞かせる力をつける」という話題の流れだと、聴写の指導になりますね。
今日取り上げる「読み聞かせ」は、特に「話を聞かせる力をつける」ことをねらっているわけではありませんが、きっと、力をつけることに役立っていると思うのです。
「読み聞かせ」が学校(小学校)で浸透しはじめたのは、20年くらい前でしょうか。 私の経験では、主に低学年に向けて、クラス単位で行っていました。
読み聞かせをする人は、地域のボランティアだったり、読み聞かせを専門に学んだ人だったりしました。
この「読み聞かせ」、低学年の子どもたちは大好きでした。
特筆すべきは、普段、授業にあまり集中できない子たち(発達障害の診断を受けている子も含む)も、この「読み聞かせ」のときは集中して聞いていることが多かった、ということです。
やはり、お話が楽しければ、自然と耳を傾けるのですね。
ですから、この「読み聞かせ」のあとには、必ず「よくお話を聞いていたね」と褒めてあげるのが、指導の王道(?)となります。
あれっ、「読み聞かせ」のあと、褒めていなかったという先生。
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