先生が「ご機嫌」で授業することで、子供はたくさんのことを効率的に身につけ ることができる

楽しいことを楽しそうに授業するのは、とても大切です。
先生が「ご機嫌」で授業することで、子供はたくさんのことを効率的に身につけることができるのです。

授業それ自体は、教師が発する指示や発問の連続体ですから、教師の心情・気持ちの要素は全く入っていません。
しかし、教師が授業を不機嫌な状態でやっていると、子供たちは学習したことを身につけられないのです。

なぜかというと、学習したことを受け入れ、身につけるためには、それを受容する子供達の心が「ご機嫌」でなくてはならないからです。

どんなに教材研究をやったり、組み立てを工夫した授業でも、子供達が不機嫌な状態であったら、その内容を身につけることは決してできません。 それは、荒んだ心の状態の子供が、どんなにわかりやすい授業を受けても、それをなかなか受け入れることができないだろうとイメージすればよくわかると思います。

先生には、二つの役割があるのです。

一つは、
的確な授業の組み立てとか指示や発問とかいう、子供の認知に働きかける役割です。

もう一つは、
子供たちの心にあり方に関わり、学習を受容する状態にもっていく、子供の情動(心)は働きかける役割です。

理屈っぽく言いましたが、
要は、しかめ面をして授業するのではなく、にこやかで「ご機嫌な」先生が楽しそうに授業すれば、少しばかり授業が下手でも、子供達はたくさんのことを学び、身につけることができると言いたいのです。

自分の心をコントロールして、「ご機嫌」で授業をしましょうよ。

「先生が「ご機嫌」で授業することで、子供はたくさんのことを効率的に身につけ ることができる」への2件のフィードバック

  1. 情動にどう働きかけていくか、気持ちや心に響くような学級経営を次年度のレベルアップ課題としていこう思います。

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