小川幸一先生は、道徳だけでなく社会科、図工の鑑賞においても、「感動的な授業」を作っています。
その授業は、とても心に残る授業です。
その小川先生が、「感動」について、「びっくりぽんプレゼンテーション」で、興味深い分析をしているのです。
まず、小川先生は、様々な感動の素材のタイプを映画を使って、分類しています。
・ひたむきな努力
「フィールド・オブ・ドリームス」
・一方通行の両想い
「シザーハンズ」
・集団の力
「勝利への脱出」
・荘厳な世界観
「アバター」
これに、感動を引き出す手法として、「伏線」「ものさしを超える」「音楽」を使うわけです。
ここで、小川先生は考えます。
これらの感動の素材は、道徳の内容項目と重なっているのではないかと。
・ひたむきな努力=自分自身
・一方通行の両想い=人との関わり
・集団の力=集団や社会との関わり
・荘厳な世界観=生命や自然、崇高なもの
です。
ということは、私達が感動してきたことが、道徳(感)を作ったのではないかと小川先生は言うのです。
そして、「感動は教えられる」こと、「感動を教えることで道徳(感)を育てる」ことができるのではないかと、小川先生は主張します。
皆さんは、いかがお考えですか。
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