リーディングスキルテストの結果

8月24日に、新井紀子氏のリーディングスキルテストを受けてきたとメルマガに書きました。
その結果が届き、そこそこの結果だったことが分かりました。
もちろん、よいところも悪いところもありますが、今後受験する人もいると思いますので、参考までに記しておきます。

RST(リーディングスキルテスト)とは、HPではこのように定義されています。

「日本語のルールに従って教科書の文章を読むことができない生徒がいるのではないか」という仮説からスタートした「基礎的な読む力」を測るテストです。
教科書などの基本的な文章はもちろん、図やグラフなどからも情報を読み取ることができるのか。「リーディングスキルテスト」では、文章に書かれている意味を正確にとらえ、新しい知識を身につけるために必要な「骨太の読む力」を科学的に測定・診断します。」

これまで、団体受験だけだったのが、この夏から個人受験ができるようになり、早速、私は受けてみたのでした。

出題分野 診断内容
係り受け解析=文の構造(主語・述語、修飾語・被修飾語の関係など)を把握する
照応解決=代名詞が指す内容を認識する
具体例同定(辞書)=辞書的な定義を用いて新しい語彙とその用法を獲得できる
具体的同定(理数)=理数的な定義を理解して、その用法を獲得できる
同義文判定=二つの文を読み比べて、意味が同じかどうかを判定する
推論=既存の知識と新しく得た知識から、論理的に判断する
イメージ同定=文と非言語情報(図表など)を正しく対応づける

偏差値で、私の評価結果を記します。

係り受け解析:69.1
照応解決:62.9
具体例同定(辞書):61.0
具体的同定(理数):55.2
同義文判定:63.3
推論:64.3
イメージ同定:50.1

ざっくり言うと、言語に関する読解力はそこそこあるが、イラスト等がない場合、文からイメージやメカニズム等を正確に読み取るのは苦手なのです。

もう少し、結果が悪かった「イメージ同定」について調べてみます。

ちなみに、次回の東京・代々木ゼミナールで行われる第2回リーディングスキルテストは、12月7日(土)です。
機会があったら、ぜひ受けてみてください。
https://www.yozemi.ac.jp/rst/