「自分で変えられることに意識を集中する」

「ストレスは4つに分類できる」と、日本アンガーマネジメント協会の安藤俊介氏は「アンガーマネジメント入門」の中で紹介しています。

私達は、変えられないもの、そうそう変えようがないものに、ストレスを感じてしまうのです。

外見
「もっと目が大きくてキリッとしていたら」「背が高かったら」

他人の性格や言動
「上司の大雑把な物言いが嫌だ」「夫ののんびりしてるところが腹が立つ」

過去
「あと5歳若かったら」「あの大学に行けていたら」

自然条件
「夏に暑いのがストレス」「冬に寒いのがストレス」

ストレスにも、変えようがあるものと変えようがないものがあるのです。

ですから、変えようがないものは「受け入れる」ことが建設的だと思います。

安藤氏は、次のようにストレスを4つに分類して、対処することを勧めています。

1 「重要」かつ「自分で変えられる」
2 「重要」かつ「自分で変えられない」
3 「重要でない」かつ「自分で変えられる」
4 「重要でない」かつ「自分で変えられない」

です。
そして、分類において、「自分で変えられない」ことは、あまんじて「受け入れる」ことが大切だと言っています。

その上で、これがとっても重要だと思うのですが、

「自分で変えられることに意識を集中する」

のです。

例えば、「校長先生が事なかれで前例主義」「同僚が非協力的」・・・といった場合でも、「自分の変えられること」はあります。
そこに意識を集中することで、ストレスはきっと軽減されるはずです。

PS
今、レベルアップマガジン向けに「アンガーマネジメント」について書いています。
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