五色百人一首体験者の粂原さんが今年もかるた名人に

コミックや映画の「ちはやふる」で広く知られるようになった「競技かるた」の名人とクイーンの決定戦が1月11日、近江神宮で開かれました。 結果は、兵庫県尼崎市の会社員、本多恭子さん(28)がクイーン、京都市の塾経営、粂原圭太郎さん(28)が名人となりました。

名人の粂原圭太郎さんは、「くめはら けいたろう」さんと読みます。
粂原さんは、実は、私が広めようとしている五色百人一首の群馬県大会で優勝(橙札)したことがあるのです。

粂原さんは、昨年名人になった時に、こんなメッセージを寄せてくれました。

「小さい頃は、五色百人一首群馬県大会にも出場したことがあります。五色百人一首は、かるたの魅力を気軽に体験できる素晴らしい素材だと思います。 「札を相手よりも速くとる。」自分の満足いく速さでとることの快感は、他の競技ではなかなか得ることができません。
「五色百人一首が楽しい!」そう思った方は、ぜひ本格的に、競技かるたに触れてみてください。
また、とるだけでなく、和歌の意味に思いを馳せることで、より深く百人一首の世界を味わうことができます。」

この粂原さんが、昨年に引き続き名人になったのです。

もし、教室で五色百人一首をやっているなら、「あなた達の先輩が、今年もまた名人になった」と知らせてほしいです。
もしかしたら、心ひそかに名人やクイーンをねらう子が出てくるかもしれません。