昨日の続きです。
何気なく見ていた「林修のニッポンドリル」なるテレビ番組で出された「「妻」と「嫁」の使い分けは?」という問題に、思わず「えーっと」と口ごもってしまったのでした。
私は、自分の妻のことを、他の人に話す時には「うちの奥さん」と呼んでいました。
ですから、「妻」「嫁」「奥さん」の使い分けを知らないといけません。返って問題が増えてしまいました。
以前の勤務校で6年の担任の先生が、奥さんのことを「うちの嫁」と呼んでいたので、今時の人たちは、「嫁」と呼ぶのだなと印象深く思ったことを思い出しました。
調べてみると、違う立場からの呼び方なのですね。
辞書にはこう書かれています。
妻=夫(自分)の配偶者
嫁(嫁さん)=息子の妻
奥さん(奥様)=相手(他人)の妻、既婚者と見える女性
確かに、「妻」は夫としての私の配偶者のことです。
様々な書類の婚姻関係の項目に、書かれています。
ですが、「嫁」というのは、 夫の親が、息子の妻に対して呼ぶ時の言い方なんですね。
ですから、本来は、自分の妻のことを、「うちの嫁」というのは厳密にはおかしなことと言うわけで。
そして、「奥さん」というは、 他人の妻のことを、敬意をこめて呼ぶ時の言い方です。
とすると、「うちの奥さん」というのは、全くもって間違っているということになります。これまで、そんな呼び方をしていたので、恥ずかしい!
でも、この頃は、パートナーという言い方も一般的になってきました。
私は、「奥さん」と呼ぶのはやめて、「妻」もしくは「パートナー」と呼ぶことにします。