ダイナミックな実践を、高校の先生もするのだと思いました。
私が現職だったら、小学校でもやってみたいと思います。
私が憧れた?実践は、教育トークライン2020年11月号に掲載されたの中村圭吾氏の実践です。中村圭吾氏は、高等学校の先生です。 タイトルは「風船を使った風向きの観測」。
中村氏は植物由来の風船を使い、その風船を学校から飛ばします。そして、その風船がどこにたどり着くかによって、風向き、この場合は偏西風の吹く方向を確かめようというのです 。
もちろん風船の中にはヘリウムガスを入れて、風船が高度な場所まで到達するようにします。
いやー、熱気球を飛ばしたことがありましたが、このような偏西風の方向を確かめるような実践を、私はこれまで知りませんでした。
準備として、なるほどと思ったのが、もちろん管理職の許可を得るのですが、同僚の教職員にも周知して、電話がかかってきた場合、どこで拾ったのかを聞いてもらうのです。
また、風船を拾うのは子供が多いので、子供が思わず拾いたくなるような絵を描かせるので。例として、原稿ではアンパンマンを風船に描かせていました。
風船を飛ばす場所は屋上です。
方位を確認してから、風船を飛ばします。
生徒は、偏西風が西から東に吹いていることを知識として知っていたとしても、実際にどこまで風に乗って運ばれていくのかは、知りません。きっと、生徒たちはワクワクしながら、屋上で風船をもつ手を離したと思います。 そして、ずんずんと上がっていく風船を見ながら、歓声をあげたと思います。
こんな実践、ぜひチャンスがあったらやってみてください。