「好子」にはいろいろある

行動分析の話題を続けます。
「強化」には、「好子」が必要だという話をしました。

その「好子」の代表選手は、もちろん「褒めること」です。
ですが、褒めることだけが「好子」ではありません。

レクチャーの講師のK氏は、授業で、子供の発言という行動を増やすための「好子」例を次のようにあげています。

「授業で子供の発言を増やすための好子例」
・褒め言葉なし→褒める
・宿題あり→宿題を減らす
・教師の笑いなし→教師が笑う
・教師がほほえまない→教師が微笑む
・授業が時間通りに終わらない→授業を早く終える

ここで、注目すべき「好子」は、いわゆる「ごほうび」と言われるものです。
家庭で、子供に宿題をすぐにさせるという行動を増やすためだったら、こんな感じ。

「家で子供に宿題をすぐにさせることを増やすための好子例」
・褒め言葉なし→褒める
・お小遣いなし→お小遣いをあげる
・おやつ少し→おやつ多め
・お母さんお父さんの笑顔なし→お母さんお父さんが笑う
・・・

「ごほうび」に加えて、教師やお母さんお父さんの表情も強力な「好子」だと言うことを忘れてはいけません。

「ごほうび」がなくても、教師が笑顔で喜ぶから、お母さんお父さんが笑顔で喜ぶから、子供はがんばることもたくさんあるのです。