好子を、一つではなく何種類も用意しておく

昨日、好ましい行動の「強化」のための「好子」は、「褒めること」だけでなく、他にいくつもあるという話をしました。
「授業で子供の発言を増やすための好子例」として、以下のことをあげました。

「授業で子供の発言を増やすための好子例」
・褒め言葉なし→褒める
・宿題あり→宿題を減らす
・教師の笑いなし→教師が笑う
・教師がほほえまない→教師が微笑む
・授業が時間通りに終わらない→授業を早く終える

ここで重要なのは、

「好子を、一つではなく何種類も用意しておく」

ということです。
それは、褒められないという心の状態のこともあるからです。そんなこともありますよ。
そんなとき、例示したように、他の好子を駆使すればよいのです。

他の好子もあります。
例えば、サラッと、

「ここまでに、1回でも発表した子はAとノートに書いておきなさい。」

と言葉をかけるだけで、ずいぶん違ってきます。

その上で、どの好子が効果的だったかを見極めます。
その見極めるポイントは、

「好子は行動の増減を見て決める」

ということです。
褒めたから行動は増えるはず、と決めつけてしまってはいけません。
あくまで、行動が増えたか、減ったかというデータによって有効性を確認するのです。