私の両親は、来客用の食器や布団を、自分たちの使う食器と布団とは別に用意していました。
昭和生まれの人には多い習わし?ではないかと思います。
自分たちの使う食器は、粗末とは言えませんが、まあ安物の食器でした。
それに比べて、お客さん用に食器棚の奥に置いてある食器は、何やら〜〜焼きといった箔のある食器でした。
また、
自分たちの使う布団は、これまた、粗末とは言えませんが、まあ安物の布団でした。
それに比べて、お客さん用に押入れの奥に置いてある布団は、何やら柄も派手で、ふんわりとしてあたたかそうなものでした。
しかし、
そんな食器や布団の出番は、ほとんどなかったのです。
考えれば、自分にとって、大切なのは、お客さんより自分です。
だったら、お客さん用として用意していた、ステキな食器やあたたかい布団は、自分用に使ったらよかったのです。
そんな両親の振る舞いを思い出して、「悔恨」の思いをもちます。
できるだけ、身の回りを、自分が気に入っているモノで満たしましょう。
「これはお客さんが来たら使おう」なんて考えずに、大切な自分のために使いましょう。
これはモノだけでなく、時間も同じこと。
ヒトのためにばかり時間を使うのではなくて、自分のためにもたっぷりと時間を使いましょう。
こんなことが「自分を大切にする」ことの一片だと思います。