意図的に「スイッチング」する

クラスで何かしらトラブルがあって、クラス全員に注意をしたり、お説教をしたりすることがあります。
他に、クラスの子が起こした良からぬことについて、子供達それぞれに、意見を求めて考えさせることがあります。

これらはやらなくてはならない、避けてはならないことです。
ですが、やはりクラスの雰囲気は悪くなります。
重たくなります。

注意やお説教も教師の役割ですが、他に、このクラスの雰囲気を変えることも教師の役割だと思います。
「空気」を変えられるのは先生だけです。

この空気の変え方ですが、ストレートに言った方がよいと考えています。
意図的に「スイッチング」するのです。

「この失敗を乗り越えて、またがんばりましょう。気持ちを切り替えます。」

なんて、教師が明るく言えば、さっと子供たちも気持ちを切り替えることができます。

私は、注意やお説教で静まり返った教室を、ひと通り見回した後、一言、

「おしまい!」

と言って、テンションをあげて、努めて明るく授業を開始するのが常でした。

皆さんは、どのように「スイッチング」していますか。