夏休みの宿題はなしが理想

8月の初旬に、図書館で読書感想文講座と理科実験講座を行いました。
その時、参加した子たちに、「もう、宿題のドリルは終わった?」と聞いたら、「うん、7月中に終わらせた」という子がたくさんいて、「すごいな」と思ったしだいです。 私は、担任していた子供たちには「さっさと宿題を終わらせなさい」と言っていたくせに、自分はギリギリになって宿題をやっていたのでした。

あるラジオ番組で、この夏休みの宿題に関しての調査をしたところ、

「宿題を最後まで残していた 63.7%」

という結果だったのです。
https://em-tr271.com/L90494/b300/122091

これは、小学校だけでなく中学校や高校もあるので、さっさと宿題を終えることは難しい事情もあるので、仕方がない面もあるかもしれません。

で、夏休みの最後に、残った宿題をどうしたかというのが問題ですね。… 続きを読む

「できないこと」よりも「できること」に着目するために

昨日は、現在の学校においては、なかなか「達成感」や「成功体験」が得られない子がいるので、その根本的な対策として、

「学習の目標設定を低めに設定すること」

を提示しました。

信州大学教授の本田秀夫氏は、こんなことを「学校の中の発達障害」という著書の中で述べているのです。

「私は、 日本には「できる」より「できない」に注目する文化があると思います。
そこにも成績重視の教育が影響しているように感じます。成績を重視していると、目標を低めにして「ここができている」とほめるよりも、目標を高く置いて「ここができていない」と改善点を示すことのほうが多くなりがちです。 そういう教育方針が、できないことに注目する「マイナス思考」を生んでいるのではないかと思うのです。」

確かに、成績を良くすることにアクセントを置いた教育観?であると、「できていない」ことに着目して、弱点を克服するような見方をしがちです。 それでは、なんだか苦しく?なりますね。… 続きを読む

学習の目標設定を低めに設定する

このところ、現在の学校においては、なかなか「達成感」や「成功体験」が得られない子がいることを話題にしてきました。

学習に関して、すべての子に「達成感」「成功体験」を味わわせる最善な方法は、それぞれの子に合わせた目標設定をして学習させることだと考えています。

ですが、なかなかできることではありません。
やはり、クラスの30名以上の子に、それぞれの課題設定は難しいです。

そうだとしたら、ここは、教師側の意識の変更によって、少しでも、勉強が苦手な子が傷つかない学習にしていくことを考えたいです。

一つは、

「学習の目標設定を低めに設定すること」

です。

私も覚えがあるのですが、とかく、教師は目標を高く掲げがちです。
しかし、クラスの子全員ができる・わかることに焦点を当てるなら、もっともっと低い目標でよいのです。… 続きを読む