3、4年生までに習う漢字から元号は作られる

昨日に引き続き、元号選定の6要件の話題です。
新たな元号は、どのようなものになるのでしょうか。今日も、一緒に考えていきましょう。

元号選定の6要件
1 国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること
2 漢字2字であること
3 書きやすいこと
4 読みやすいこと
5 これまでに元号やおくり名として用いられたものでないこと
6 俗用されているものでないこと

少し解説を加えます。

5 これまでに元号やおくり名として用いられたものでないこと

ということは、一度使われた元号はもう使えないということです。
ちなみに、「おくり名」というのは、「贈り名(おくりな)」です。
贈り名は、諡号(しごう)と言って、天皇など死後に生前の業績を讃えて贈られる(付けられる)名前のことです。

6 俗用されているものでないこと

ソニー生命保険(東京都千代田区)が2018年3月、インターネット調査で上位となった元号には、
「平和」
「和平」
「自由」
「希望」
という予想も寄せられました。
が、これらは「俗用」されていますので、元号となりません。

また、人名・地名・商品名・企業名等も使えません。

3 書きやすいこと
4 読みやすいこと

元号は日本国民みんなに書きやすく読みやすくなくてはなりません。もちろん、小学生も同様です。
ということは、小学3、4年くらいまでに習う漢字を使うことになります。

ぜひ、3、4年生までに習う漢字から、よい意味の漢字を選んで組み合わせてみてください。

One thought to “3、4年生までに習う漢字から元号は作られる”

  1. 私の学級でやったところ、7つの意見が出され、その中で「良豊」が一番になりました。尚、「豊良」では、頭文字がHになるので、「良豊」(R)の順にしたのだそうです。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください