「だいたいできました」と「ほぼできました」

上司に、頼まれた仕事の進み具合を報告する時に、あと少しで完成ですという意味で、「だいたいできました」とか、「ほぽできました」とか使っていますね。 でも、「だいたいできました」と「ほぼできました」とでは、いったいどちらが完成に近いんでしょう。
ふと考えてしまいました。

調べてみると、「だいたい」は、すべて、全部ではないけれど、細かなところを除いたところができあがっているイメージです。
80%くらいのできあがりだと理解すればよいと判断しました。
これだと、見通しがついたというような感じです。

似ている言葉に、
・おおよそできました
・たいていできました
・大部分できました
があって、置き換えることができます。

もう一つ、「ほんんど」という言葉もそうで、ほとんど=辺(ほと)りで、境界の近くの意味なので、同じように80%以上というイメージです。 微妙ですね。

それに比べて、「ほぼできました」というのは、もっと完成に近づいた状態です。
もう100%近くまで、99%まで来ているとしてよいと思います。
99%のできあがりだと理解すればよいです。
あと一歩で完成というイメージです。

似ている言葉でも、「だいたいは80%」ぐらい、「ほぼは99%」ぐらいですから、使い分けなきゃと思ったのでした。