日本人の睡眠時間はOECDで最下位

今日も睡眠の話です。

2018年、OECD(経済協力開発機構)が実施した調査では、加盟国の平均睡眠時間は8時間25分だったことがわかっています。 これって、けっこう長いですよね。

この調査対象は、15歳〜64歳です。
とすると、働き盛りの世代を含めても、平均8時間25分睡眠をとっているのです。

日本人と言えば、睡眠時間は7時間22分です。加盟国の中で、最も短いです。
ちなみに、アメリカ、フランス、イギリスなどは、OECDの平均を超えています。
よく眠っているのです。
それなのに、日本人は、いつも韓国と睡眠時間最下位を争っています。

そして、もう理解できるように、大人と比例するように、日本の子供も睡眠が短いのです。

もちろん、睡眠不足が問題を引き起こします。
睡眠が短くなると、夜間の睡眠中に大量に分泌される「メラトニン」「セロトニン」「成長ホルモン」などの分泌が乱れるのです。

そのうちのセロトニンは、感情をコントロールする神経伝達物質です。
これが不足すれば、感情のコントロールがしにくくなり、キレたり暴れたり、うつ状態になったりします。

学級でいつもキレて問題を起こす子を安定させるには、よく眠らせることが大切なのです。

YOMI DR.
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