「ライフチャート」を学級経営に活かす

ライフチャートご存知ですか。
コーチングで使われている現状分析そして行動を促すツールです。
このライフチャートを学級づくり2活かした実践を秋の教え方セミナーにおいて高橋優氏が紹介していました。

ライフチャートとは、円形のレーダーチャートを扇状にしたものです。(「コウモリの翼」グラフです。)

コーチングでは、この円を「フレームワーク」として8つに区切り、
・自己成長/学び
・楽しみ/娯楽
・生活環境
・健康
・仕事/他者への貢献
・お金
・友人/対人関係
・大事な人/家族
それぞれの現状を、10点満点で点数をつけてもらい、色塗りをするのです。
その後、それを見て、自己分析・行動につなげていきます。

高橋優氏は、「フレームワーク」を4つに絞って、
・授業
・休み時間
・生活
・宿題
とします。

「授業」は学校での学習です。
「休み時間」は、友達関係ですね。
「生活」は、自分の家での生活(グループでやるときは、学校生活)
「宿題」は、宿題です。

このように、区分けすると、自分のがんばっているところ、課題とするところが見えてくるのです。
一つ一つの項目について、文章で答えるより、ずっと簡単です。

それぞれの子供の状態を把握するのに、有効で、面白いなあと思いました