机間巡視も、短い時間で何回も

昨日、一筆書きのように机間巡視をしようという話をしました。
気ままに、思いつきのように机間巡視をすると、見落としてしまう子が出る可能性があります。
そこで一筆書きのように机間巡視をすることで、もれなく子供たちを見ることができるという趣旨でした。

今日は、その机間巡視のポイントの続きです。

実は、一筆書きのように、同じルートを通る机間巡視をするのでも、毎回同じスタート位置ではいけません。
授業の最初は1列目と2列目の間からスタートさせたなら、次に見るときは2列目と3列目の間からスタートさせるなど変化をさせます。そうしないといつも最初に見る子、終わりにミルコが同じになってしまいます。

もう一つ大切なことがあります。
それはスピードです。
机間巡視は教師の意識として、ていねいに行うという意識があります。ですから、時間をかけて机間巡視を行いがちです。

確認の鉄則で、1回で時間をかけて確認するのではなく、短い時間で何回も確認するべきです。
ですから、時間をかけた机間巡視ではなく、 短い時間で行う机間巡視を目指すべきなのです。

ささっと机間巡視していきましょう。
それを何度も繰り返すのです。