ヤングケアラーは「家族の世話」と「家族の代わりの家事」の両方をやっている

昨日は、「ヤングケアラー」の定義について話題にしました。
困難な状態にいる子供がいるのだと、あらためて痛感しました。

昨日は、その定義をしている?般社団法??本ケアラー連盟の具体例を3つだけ示しましたが、その他の事柄も示します。

厚生労働省のホームページ
https://em-tr271.com/L90494/b300/119291

ヤングケアラーとは、
「家族にケアを要する?がいる場合に、??が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情?のサポートなどを?っている18歳未満の?どもをいいます。」

そして、10の具体例をあげているのですが、それを分類して示します。

・家族の世話をする・対応する
「障がいや病気のあるきょうだいの世話や?守りをしている」
「?を離せない家族の?守りや声かけなどの気づかいをしている」
「アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱える家族に対応している」
「がん・難病・精神疾患など慢性的な病気の家族の看病をしている」
「障がいや病気のある家族の?の回りの世話をしている」
「障がいや病気のある家族の?浴やトイレの介助をしている」
「家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている」

・家族に代わって家事をする
「障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている」

・家族のために働く
「家計を?えるために労働をして、障がいや病気のある家族を助けている」

・家族を助ける
「?本語が第??語でない家族や障がいのある家族のために通訳をしている」

でも、こうやって分類したとしても、結局は、「家族の世話」と「家族の代わりの家事」は切り離せませんね。
両方ともやるわけです。
とっても大変だと思います。

学校はこのようなヤングケアラーを直接支援することはできませんが、そのような子を見つけて、行政や他機関の援助を受けるように働きかけることはできます。

ぜひ、「ヤングケアラー」ではないかという視点をもって、子供と保護者を観察するようにしてください。