みんなで遊ぼう 先生も遊ぼう2

昨日の記事の続きです。
昨日は、みんなで遊ぶ際に、教師の役割として「ルールを守らせる」ことについて、書きました。

でも、それだけではないのです。
まだ、遊びの際に行う先生の役割があります。
それは、

弱い子、苦手な子への気遣いをする

ということです。
先生が子どもと一緒になって、ドッジボールをします。
先生がボールをとります。ナイスキャッチ!でも、自分に投げずに、
「○○ちゃん、どうぞ。思いきり投げるんだよ。」… 続きを読む

みんなで遊ぼう 先生も遊ぼう

私は、担任をしていた時、週に2回、「みんなで遊ぼう」という時間を設定していました。
「みんな」とは、クラスの「みんな」です。週に2回、中休みにクラス全員で遊ぶというものでした。

ですが、子ども達に「クラス全員、みんなで楽しく遊ぼうよ」と呼びかけるだけでは、そんなクラスの習慣・きまりが定着するわけではないのです。
そのためには、「先生」が必要です。
先生がそこに一緒にいて、一緒に遊ぶからこそ、みんな一緒に遊べるのです。

小学校の子どもたちにとって、「先生と遊ぶ」という言葉は、特に魅力的な響きをもっています。… 続きを読む

靴を揃える

学校にある靴箱(ついつい「下駄箱」という言い方をしてしまいます。)を見ていると、その子の心の状況がわかると言います。

子どもが落ち着いているときは、靴はだいたいそろって靴箱に入っているものです。
しかし、何らかいらいらし始めると、靴の置き方が乱れていきます。
靴がポーンと靴箱に投げ込まれるようになるのです。すると、かかとがそろわないどころか、重なったり、下手をすればひっくり返っていたりします。
おまけに、靴箱には靴以外のものが置かれるようになります。プリントだったり、消しゴムや石、よくわからないのですが、オタマジャクシのひからびたものだったりします。

こんな状況が、靴箱全体に広まれば、学級全体の荒れとなります。… 続きを読む